過去の受賞作品

第19回短編映画コンクール(2020)


グランプリ
『こんがり』 月足直人
【審査委員長 品評】
悪趣味で行儀の悪いことこの上なしだが、極上の喜劇に仕上がっている。10作品中文句なしのナンバーワンだ。家族を関西人に仕立てて、関西風のあざとさを狙って成功した。先ず、冒頭から父ちゃんを死なす。5歳くらいの男の子の孫がいるからじいさんではあるが、まだ死にそうもない面相とがたいを持った男を死なす。今わの際におかんに何か言い残した。「今頃云っても間に合わん」とおかん。そのヒントだけではわからない。だから観客は葬儀場で、おかんがお棺に何を入れようとしているのか、おかんの命を受けて使いに出されたちょっとドジそうな嫁が雨の中をこうもり傘片手にひた走り何を買いに行こうとしているのか、気を持たされる。すでに観客は作者の術中に嵌っている。出棺の時間が迫る中、ようやく嫁がレジ袋二つをぱんぱんに詰めて持ち帰ってきたものから、死者が云い残したのがおかんの作るお好み焼きが食べたいということだったことがわかる。この場でお好み焼きを作ってせめて天国の土産に持たせようというおかんの腹の内が読めた。だが、ここからの運びが尋常でない。嫁がホットプレートを買い忘れては、折角の目論見が断たれる。おかんは嫁を非難して荒狂う。だが、坊やの一言がみんなの窮地を救った。棺の中でおじいちゃんが焼かれるんなら、お好み焼きも焼けるんちゃう。これで決まった。直ぐ食べられるようにと亡骸の顔の上にお好み焼きの材料が重ねられていく。そのためにも、それに耐えられるご面相であることが計算済みであった。ことほど左様に、様々な設定にも細かい配慮がなされていることが明らかだ。嫁を東京人にして、おかんの不満を言い募らせるが、最後の仕上げの鰹節と青のりを忘れたと知った時に発する「お父ちゃんに恨みでもあるんか」などせりふも巧い。そして、急ぐ葬儀屋を押しとどめて恐る恐る嫁が出してくる即製ご飯。お父さんはお好み焼きをご飯と一緒に食べるのが好きだったからと、おかんも忘れていた大事。この隠し玉が弾けて、ぶつぶつ言っていた葬儀屋は泣かせるし、おかんの嫁評価も一気に180度の転換、映画はナンセンス劇から人情喜劇へと見事に飛翔する。「おじいちゃんみたいにこんがり焼けたね」と坊やに云わせたのは、やや勇み足とも云えるが、エピローグもその人情喜劇の余韻の中で微笑ましく終わらせている。
準グランプリ
該当なし
入賞
『適度なふたり』 柴田有麿
【審査委員長 品評】
好きな者同士とはいえ、一緒に生活してみると、いろいろと齟齬は生じる。結婚しながらも、遠距離で暮らしていた新婚の二人が愈々一緒に住めるとなって大張り切りだが、引っ越し荷物を部屋に運び入れるところから、大汗をかいている夫がクーラーをつけて16℃にするあたりから、暑がりの夫と寒がりの妻という対立の構図が出来上がる。そのちぐはぐさを描いて勝負しようというのが、この映画のノリだ。再び、別居の危機?といっても部屋を別々にという程度だが、ここで細君の方が旦那の真っ正直な一所懸命さを思い出し、適度な温度を21℃にすることでお互いの妥協を図る。これで終わっては物足りない。終わると見せて、次は夫側からの不満、それも妻の作る料理の不味さといったらない、これからはおれも作るよという夫の提案に耳も貸さぬ妻、といったところでチョン。このおまけ付きで、どうやら笑劇らしくはなった。
『ひなたぼっこ』 草苅 勲
【審査委員長 品評】
長年連れ添った妻を亡くした老人は今も一人暮らし。歩いて行き来できる距離に一家を構えている倅が時々立ち寄って様子を窺いに来るが、老人はマイペース、夜も早いうちから寝床に入っていることもある。茶碗類も洗い場に置きっぱなしで。倅にとっては心配の種ではあるが、都合の良い時もある。妻とまだ小さい娘を連れてハワイ旅行に行く際には娘の愛犬ラルフを父に預けることにした。犬を飼ったこともなさそうなこの老人、半ば迷惑顔だが、可愛い孫の頼みとなれば仕方がない。倅が書いたメモを見ながら世話をすることになる。この犬、ラルフはまるでぬいぐるみのような愛嬌のある小犬で、しかも老人にも直ぐになつく。こうして、老人と犬の日常が綴られていくが、演出は的確で丁寧、誰もが予想するように、倅一家の帰国後、孫の少女にラルフを返した後がどうなるかだ。結果に意外性はなく、むしろこの映画の延長上にある結末だと云っていいだろう。ラルフによって日頃の孤独が癒されることが身についてしまった老人にはラルフと離れていることが苦痛になり、散歩のついでだとして倅の家に立ち寄る。しかも、ラルフは老人の願いに応えてくれた。こうして、頑として孤塁を守るように妻と暮らしてきた家を守ってきた老人は、倅の家への引っ越しを決めたのだ。これもよくある話だろう。だが、すでにいっぱしの老人である筆者にとっては、老人の狷介さとはこのような生易しいものとは違う、また老人の孤独とはこのようにお手軽なものではないと、云い置きたい。
審査員特別賞
演技賞 絹川 麗「こんがり」
一般審査員賞
『ひなたぼっこ』 草苅 勲
入選
『アカリとマキコ』 吉田岳男
【審査委員長 品評】
吃音の女子高生マキコの唯一の友人といっていいアカリ、それは多分にアカリの正義漢ぶりに拠っている。マキコが言い出しっぺで互いに好きな男の子の名前を同時に声に出したら、同じ同級生の名前だった。互いに譲る風だったが、アカリが自分の言葉で気持ちを伝えたいというのでその練習に付き合ってやるアカリだが、内心穏やかでないことは見て取れる。遂に卒業式の日、マキコが吃音丸出しで告白し当の男からバカにされたと聞いて、その男に文句を付けた所で、マキコの告白というのが、実はアカリの想いを聞いてやってくれという趣旨だったことが分かる。こうして、二人は卒業式の会場でお互いの感謝と末永い友情を誓い合うという話だ。二人とも男を見る目はなかったわねえ、とはその通りだが、作者の仕掛としても、足りなかったわねえ、と云えるのではないか。段々、話が学芸会ぽくなってしまって、ちょっといい話という所に収まってしまった。
『雲梯』 川上喜朗
【審査委員長 品評】
夏休み。男の子の友達は皆家族と一緒に田舎に出かけたのか、取り残された男の子は孤独なままに団地の小公園の雲梯で、ひとり遊ぶしかない。雲梯はぶら下がって体を揺らしながら、腕を伸ばし先にある鉄棒を掴みながら次の鉄棒へと体を運ぶ道具だが、雲の梯子と書くように空に向かって延ばせば、空への、さらに宇宙への階段になる。いや、なるべきものという発想から生まれたファンタジーが本編であろう。それを並みでない動画手法で描いているのだが、かえって男の子の細やかな感情表現が欲しいところなど、この手法で押し切っているので、ナレーションに頼らざるを得ないという矛盾も抱えていると云えるだろう。
『エイリアンズ』 横井玲央那
【審査委員長 品評】
クラスでも皆から浮き上がり、宇宙人扱いされている男子がいた。そこへ、家入杏(イエイリアン)と名乗る女子が転校してきた。彼女の口から発せられた声からはほとんどエイリアンとしか聞こえなかった。彼女はひとりその男子がプールに浸かっているところへ制服を着たまま飛び込んできて、自分は星になる、だからあなたの気持ちがわかるという。こうして、他のクラスメートからも爪はじきにされる二人は、一層二人だけの世界に入っていく。二人は黒板に宇宙人とそれっぽい絵図を書いたり、広い校庭にもその拡大図を白線で描いたりするのだが、その思わせぶりな描写に対して、セリフが貧困で、二人とも凡庸な高校生群から孤立するだけの孤高の境地をいささかも表現できていないのが致命傷だ。雨の夜のブランコのシーンも同様で、しかも唐突に彼女が教室に現われず、行方不明となったという常識的なエンディングを見れば、根本的にポーズ作りの映画は止めて、もっと人間の具体性を追求する脚本づくりに励んでほしいと切に思う。
『化身』 鈴木 龍
【審査委員長 品評】
オレオレ詐欺で無垢な年寄りから金を巻き上げる一味、特に受け子を懲らしめるように登場させた婆さんは460年を生きてきた吸血鬼であるという。この仕掛けの中で、一編の映画は出来ると作者は考えたのだろうが、どうにもその発想の先に豊かな構想力は育たなかったようだ。せいぜいが男を化け物にすることでしかなかったとは。一つの思い付きから波状的に広がる想像力は、もっと止めどなく広がるはずだ。これでおしまいにしていいのか、とさらに想を練る習慣を身に付けてほしい。
『The Balloon Catcher』 金子勲矩
【審査委員長 品評】
もっともっと面白くなりそうな物語(動画)が展開しそうなのに、設定の粗雑さと曖昧さがそれを阻んでいるところが惜しまれる。主人公であるオノ人と、地下構内で殺(バルーン)人を犯すハサミ人やナイフ人とは同族なのか、同族にしてオノ人が敢えて袂を分かったのか、ではオノ人はハサミ人やナイフ人を捕らえてバルーン人の警官に突き出そうというのか。分らぬままに、偶々飛んできたバルーンを掴んで天に昇って行くというのは一体何なのか。いずれにしろ、それらが一切不分明のまま取り残された感がある。
『光』 金澤勇貴
【審査委員長 品評】
派遣、派遣と呼ばれ、派遣先の引っ越し作業に心身を疲れさせているヒロインにとっては、唯一馴染みの喫茶店の片隅が憩いの場所、しかも時には軽口を叩き合うその店の店長に実は好意を持っていた。ある日、一緒に店を出た店員の女性から、いつも聞いてるけど、本当に好きな人いないんですかと念を押され、それでもいないよと答えてしまうと、彼女はうちの店長を好きなんじゃないかと思っていた。それを聞いて安心して報告できるけど、実は店長と結婚するんだという。辛うじて、おめでとうというヒロイン。改めて失恋という現実を思い知らされるという話だ。よくありそうな話だが、それだけに、それだけでは同情の涙も生じない。
『ラブ・コネクト』 GAZEBO
【審査委員長 品評】
日頃余り持てそうにない女の子が、スマホで見ている映画の中に取り込まれて、三角関係のど真ん中に放り込まれるというのが、この映画のミソである。リビングのソファで見ていた彼女は母の掃除機の騒音から逃げるように二階への階段を上るが、Wifiの届かぬために、画像は乱れ、それをきっかけに映画の中に取り込まれ、ヒロインになったという仕掛けだ。映画の筋書きを知っている彼女は、女友達が既に自分を裏切って男(これが横縞のシャツに縦縞の上着という縞々男)と出来ていることを知っているので、二人の目の前で暴露し懲らしめてやろうと勇んでデート現場に向かうが、二人はそれが誤解だと云い、何と縞々男は改めて愛を告白しキスを迫る。それは、おそらくそのような経験のない彼女にはまさに待たれていた機会の筈だったが、実は彼女の顎を掴んで迫っていたのは掃除中の母親であって夢が醒めたという他愛ない結末が待っている。二階への階段を上って行っても、映画の続きが見られるのは新たに置かれたOrbiの故。ああ、二人キスしてる、と羨まし気に声を発する彼女。笑劇に仕立てるには中途半端だ。
審査員ピックアップ
特別審査員の工藤監督、椿原監督、冨永監督、鈴木監督に独自の視点から気になった作品をひとつずつ選んでいただきました。このコーナーは入選作品以外の作品も対象としています。
工藤雅典監督・・・『エイリアンズ』 横井玲央那
【品評】
映画と観客とのケミストリーが合うという作品がある。審査した作品の中で、私が一番心惹かれたのがこの『エイリアンズ』だった。私も中学3年で田舎の学校へ転校した経験があるが、その時の自分が、クラスの中で異分子であるという感覚や、その中でも仲良くなった友人の事など、映画と重なりあう体験があった。こういう感覚は、多くの人の青春時代に多かれ少なかれ共通するのではないか。映画はそういう感覚を良く捕らえている。何より主役の少年、少女の表情が良い。芝居でない、若き日のある一日でしか捉えることの出来ないような、キャラクターそのものの魅力を感じた。また、ところどころに挿入される実景が尋常ではない。狙って撮れるとは思えない印象的な映像が多々あった。かなりの量の実景を撮った中から選んでいるのだろうか?決して、新しいとか、上手いとかいう映画作りではないのかもしれない。しかし、過ぎ去ってしまった青春の日々を見るような、甘酸っぱいような、ほろ苦いような不思議な感覚が魅力的だった。
椿原久平監督・・・『LOOP』 大川晃弘
【品評】
私、この作品が好きなんです。ひしひしと努力の結晶、監督大川氏のワンワールド、他作品とは違う孤高の「匂い」がいいですね。でもね、なんでピエロ(ホアキン・フェニックス主演の映画「ジョーカー」の影響か?)が2階で寝ていたのか(部屋も荒れていないから双子のサプライズ?)、そこからの展開期待しましたが、次から次に「なんで?」「なんで?」のオンパレード。果たして、何一つ「なんで?」が解消しないままメイキングつきエンドロール。見終わったら私のアタマは「なんで?」がループ。まさか大川監督の狙いはコレ?それなら私は見事にハマったのかな?結果、モヤモヤの読後感(読書じゃないけれど、一応、私も審査員なので作品読み解き、他の作品との優劣を決める立場上、この表現でご了承ください)好きなタイプの作品だし、映像撮りたい気持ちが前面に感じるからこそ、尚更モヤモヤ、「もっと設定と仕掛けを練りこんで」製作して欲しかった、です。例えば2度のスマホ画面のアップ。最初も2度目も「4月19日10:04」。2度目は一晩明けての夜なのだから「4月20日10:04」とかね。私ならどちらも夜だし24時間表示の「4月20日22:04」かな(だから最初も「4月19日22:04」)でもどこからどこまでを主客転倒とするか、を考えれば、それはアドバンテージで良かった(『木を見て、森を見ず』の精神です)けれど、冒頭から「一人で創りました」宣言は見逃せない。まして最後にメイキングで種明かしする狙いなのだから、「それだけ」で読後感は、内容は兎も角、その努力に私は心から感心出来たと思います。そんな訳で10選漏れ、だけれど気になるワンワールドでした。
冨永憲治監督・・・『化身』 鈴木 龍
【品評】
私の印象に残った作品として「化身」を挙げます。オレオレ詐欺にひっかかるやも知れぬお婆さんが吸血鬼。どんな逆襲があるかと思うと詐欺の男は昔拾った狼男。その記憶を取り戻した途端、狼男に変身してしまう。で、どうなったのか?そこが思案のしどころ。ストーリーとしては、結末がなんともお粗末ではある。しかしながら、往年の「狼男アメリカン」や「スリラー」のような作品を作りたかった。と、いう意欲を感じた。特撮技術を見せたいだけの特撮オタク映像を一歩超えて、なんとか作品に昇華したいという意気込みを信じて1票。 最近短編審査で感じることは、構成を十分検討して欲しいということです。イメージを伝えることは本当に難しく、映像に携わる人間はいつも七転八倒する。シナリオの段階でよく吟味して欲しい。何を描こうとしているのか、もう一度問い直す。最近は「世界観」という便利な言葉に騙されて、自分勝手にイレギュラーをレギュラーと言い張る作品に遭遇する。自身の頭の中で考えていることを言葉に代えてみること。そのシナリオを読んで、スタッフがキャストが、イメージを共有出来ているか?何がテーマなのか?コンテ絵を見て納得していないか?これでいいの?何度も反芻してみましょう。「世界観」でごまかさないで。20分あれば泣ける、笑える、感動できる!蓼科高原映画祭短編コンペの他にない特色です。さぁ、次の作品を期待しましょう!
鈴木元監督・・・『LOOP』 大川晃弘
【品評】
ああ、何てチープでナンセンスなワンマンムービーなんだろう。というのが初見した時の印象です。貶しているのではありません。面白く見ました。サラリーマンが帰宅すると知らない怪物が待っていて、首を絞められ昏倒する。怪物はその男と入れ替わり、当たり前のように翌朝出勤して行く。怪物が帰宅すると、同じような怪物が待っていて昨日と同じことがLOOPされて行く……。伊藤俊也審査委員長が指摘する、一度自分を殺し、生き返らなければ毎日を生きていけない、という寓意を描く意図が作者にあったのかどうかは分かりません。主人公が強い疲労感や悩みを抱えているようには見えませんでした。そのあたりに作者はあまり興味がないように僕には思えました。映画というオモチャで遊んでいるのだと思います。初めてカメラを手にした子供が、自分だけで秘密の映画を作る。そんな楽しさを感じさせてくれる作品だったと思います。だから、メイキングも見せたくなるよね。外野は何のかんの言うだろうけど、見てほしいという思いはすごく分かります。きれいなお話、ほのぼのしたいいお話、こんな傾向の作品が応募作には多い気がしますが、それとは違う、という意味でもこの『LOOP』は異色の作品だと思います。コロナ禍の今だからこそ、敢えて一人で作ったこの映画が2020年らしい、と選考会で述べたところ、いや、この人はコロナでなくても一人で作るんじゃないの、と言う審査員がいたことを最後に書いておきます。どうなんでしょう、大川晃弘さん。
【審査員長評】
この作者は、短編の作り方についての勘所を心得ていると思う。話は単純だ。日々のルーティンの繰り返しの中に生きているらしいサラリーマン、彼にとっては一日一日がLoopのように同じ繰り返しなのだろう。そこに突如として、まるでジョーカーのようなメーキャップを施した男が現われた。しかも、彼は主人公の帰宅するのを待ち伏せていて、襲い掛かり首を絞める。そして、朝になると洗眼してメーキャップを落としいつものサラリーマンとなって出勤していく。一方、押し入れに押し込められていた男は息を吹き返し、衣装とメーキャップ道具を見つけた。再びサラリーマンは帰宅し、待ち構えていたメーキャップの男に首を絞められ・・とループは続く。おそらく、ループのような毎日を過ごすサラリーマンとしてはおのれを一度殺さなければ、そして、生き返らなければ、とてもじゃないが毎日を生きてはいかれないという寓意だろう。その寓意を分かり易くするために、ひとりで演じていますということを強調したかったのだろう。だが、そのために付け加えた一人撮影種明かしのエピローグが、それはそれで面白い分、かえって本編の寓意の在り処を曖昧にさせ、折角のアイデアを損なう結果をもたらしたと思う。

全国より136作品の応募がありました
審査委員長 伊藤俊也(映画監督)
特別審査委員 工藤雅典(映画監督)
椿原久平(映画監督)
冨永憲治(映画監督)
鈴木元(映画監督)


実行委員会事務局:〒391-8501 長野県茅野市塚原2-6-1 茅野市役所 観光まちづくり推進課内 TEL.0266-72-2101 FAX.0266-72-5833